火災対策
更新日:2020年09月24日
家庭で起こる火災の原因には「こんなことで!」というようなことが少なくありません。ちょっとした心の油断が大きな火災の原因となります。
油断しない
他の仕事や長電話、洗濯の取り込み、テレビに夢中、突然の来客、掃除や育児など「ちょっとの間だから」と油断し、肝心なことを忘れてしまいます。
無頓着にならない
- たばこのすいさしを灰皿の上やちょっとしたところに置かない
- 寝たばこはしない
- ストーブに火をつけたまま給油しない
- ストーブの上に洗濯物を干したり、直接かけて乾燥させない
- 風呂の空焚きはしない
- 子どもには火の恐ろしさを教え、火遊びをしない注意をする
- マッチやライターなどは子どもの手の届かない場所に保管する
- 仏壇のロウソクはつけっぱなしにしない
- 風の強い日や空気が乾燥している日の焚き火や野焼きはしない
初期消火
私たちが火事に立ち向かえるのは、天井に燃え移っていない火事。出火から3分くらいまでの火事です。
- まずは大きな声で「火事だ!」と叫び隣近所に知らせましょう。
- 声を聞いた人はすぐに119番に通報しましょう。
- 備え付けの消火器のほか、水や座布団などで消火しましょう。
- 火が天井に届いてしまったら迷わず避難。避難するときは、窓やガラス・ドアを閉めて空気を遮断しましょう。
消火器の取扱
- 安全ピンを指にかけ、上に引き抜く
- ホースをはずして火元に向ける
- レバーを強く握って噴射する
注意事項
- 風上に回り構える
- 室内の場合は、出入り口などを開け、自分が避難する場所を確保する
※消火剤が部屋に充満し周りが見えなくなります - やや腰を落として低く構える
- 熱や煙を避け、炎には真正面から向き合わない
- 炎を狙うのではなく、火の根元を掃くようにホースを左右に振る
消火の注意
消火の深追いは禁物です。煙には有毒ガスが多量に含まれているため、吸い込むと昏倒し死にいたります。
消防団では、毎年、消火栓・消火器の取扱い説明会を行っています。最寄の会場へ参加し、いざというとき慌てないようにしましょう。
住宅用火災警報機の義務化
就寝に使用する部屋、就寝に使用する部屋のある階の階段または壁に、煙を感知する住宅用火災警報器を設置しましょう。
この記事へのお問い合わせ先
大桑村役場 総務課 危機管理係
住所:長野県木曽郡大桑村大字長野880番地1/ 電話番号:0264-55-3080/ FAX番号:0264-55-4134